33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

乳がんのドキュメンタリーを見ました。


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昨日深夜にやっていたドキュメンタリー番組は、乳がんになったアナウンサーの方のお話でした。

 

地方のテレビ局でアナウンサーをしている方で、21歳の娘さんと10代の息子さんがいらっしゃいます。

 

夕方の情報番組を担当されていて、その中で自分が乳がんになったこと、これから手術をすることを自分の言葉で気丈に視聴者に伝えられていてすごいなと思いました。

 

メディアに出るお仕事をされているとはいえ、病気をテレビで公表するのって色々考えて、とても勇気のいることなんじゃないかな?と思います。

 

その方は、最初の診断ではステージ1の初期の乳がんだったのが、手術後にリンパ節に微小の転移があり、ステージ2に診断が変わってしまいました。

 

リンパ節に転移があったという医師の話を聞いていて、涙を流していた娘さん。

 

すごく不安になったんだろうなと思います。

 

 

私もまだもうろうとしている手術後に、まず気になったのが、リンパ節に転移はあったのか?ということでした。

 

私の場合、ガンを取り除いたあとに同じ日に胸を再建手術するという流れだったので、転移があれば再建は同時にできないということだったので、尚更そこを気にしていました。

 

実際、術後に夫にまず聞いた気がします。

 

「リンパ節に転移はあった?再建手術はできたの?」と。

 

結果的に私の場合は転移はありませんでした。

 

とは言え、そこで不安に思う気持ちは痛いほどわかりました。

 

 

この方がおっしゃっていた「治療法は本人が決めたことなら家族の方や周りの方は、それを受け止めて応援してあげてほしい」という言葉にもすごく共感しました。

 

がんになって、混乱しているのに先生からは手術法や治療法の選択を迫られます。

 

私は、心の中で「ちょっと待ってよー」っていつも思っていました^^;

 

まだ自分がガンになったのかさえ実感もないのにこれからどんな治療をしていくのかなんて中々考えがまとまりませんでした。

 

もちろん自分で決めていかないといけないことなのですが…

 

混乱の中自分で調べて決断していかなければなりません。

 

家族だと心配だからこそ、色々と意見したくなると思います。

 

私も母が、がん闘病中なので、その気持ちもすごくわかります。

 

こうした方がいい、あぁした方がいいって、つい言いたくなります。

 

 

でも、混乱の中で本人が一生懸命考えて出した答えなら尊重して寄り添うべきだと思います。

 

寄り添って応援してもらえるのが1番安心するし、がんばろうって思えると思います。

 

 

私も夫と治療方針でたくさん揉めました。

 

夫はすごく考えてくれてるからこそ意見してくれてるって頭の中ではもちろんわかっているものの、やはり一生懸命自分で考えたことを否定されるのは辛いことでもありました。

 

 

すごく難しいですね…

 

 

こういう闘病の話をテレビで見るたびに「乳がん」と決してひとくくりには出来ない、その人それぞれのたくさんの物語があるんだよなぁと当たり前のことをいつも思います。

 

 

みんなそれぞれ進行や症状は違うかもしれないけど、同じ病気の方の物語を見ることで元気づけられる気がしています。

 

 

 

今日から夫は1週間くらい出張です。

 

そして私は今日、明日と仕事が休みのため実家に来ています。

 

父の日には帰れなかったので、ほんの気持ちですが、ワインとおつまみを買ってきたので渡そうと思います。

 

弟は父の日に日本酒をあげたみたいで…酒飲みの父の元にはいつとお酒が集まります(笑)

 

 

喜んでもらえるといいな。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆