33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

依存症の本を読んで思い出した過去のこと。


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図書館で借りてきた「依存症の女たち」という本を読みました。

 

普段ほとんど小説しか読まないのですが、こういうドキュメンタリー的な本も好きです。

 

 

本の内容はタイトル通り、著者の方が様々な依存症と思われる女性達に会い取材した内容を書かれています。

 

携帯依存症、恋愛依存症、不倫依存症、お酒や食べ物への依存症、海外旅行依存症、などなど様々です。

 

中にはこんな依存症もあるんだ!という聞いたことないようなものもあり、とても興味深かったです。

 

 

例えば、アルコール依存症の場合、お酒が好きな人は世の中にたくさんいるけど、決してみんなが依存症になるわけではない。

 

でも、好きと依存症の境い目ってとても近いところにあるんじゃないかなって思います。

 

誰もが好きなことはあるし、それにのめり込み過ぎてしまえばきっと「依存症」と呼ばれてしまう。

 

他人事とは思えない気がします。

 

 

 

 

実は個人的にも思い当たることがあります。

 

10代後半から20代前半位まで自分は恋愛に対して依存症だったんじゃないかな?と思うのです。

 

当時は思いませんでしたが、今自分の行動を振り返るとそう思うことがあります。

 

 

彼氏ができると…

 

○とにかくできるだけ一緒にいたい

 

○自分が相手に愛されてるのかがわからないと不安で、いてもたってもいられなくなる

 

○嫉妬心が強すぎる

 

などなど^_^;

 

重いですよね。

 

とても重いです。

 

自分でも本当にそう思います。

 

 

とにかく当時は何よりも恋愛が大事で、それしか見えていなかったのかもしれません。

 

だから恋愛がうまくいかないと、何事に対しても気力がなくなってしまっていました。

 

仕事だって行きたくなくなったり。

 

なんとか行くには行ってましたが。

 

逆に恋愛がうまくいっていれば人生バラ色で機嫌が良くなる。

 

要するに恋愛をコントロールするのではなくて、恋愛にコントロールされていたと思います。

 

完全に依存してしまっていました。

 

 

 

好きで恋愛しているはずなのに、いつもどこかで不安ばかりを感じて自分を自分で追い詰めていた気がします。

 

自分だけでなく、相手にも不安をぶつけてしまい、喧嘩も多かったです。

 

恋愛が自分にとって精神衛生上良いものではなく、むしろ悪いものだった気がします。

 

楽しいんだけど、苦しくて。

 

 

付き合っていた相手の人は特に問題があるような相手ではなかったと思うので、本当に申し訳ない彼女だったと思うし、よく付き合ってくれていたなとも思います(^^;

 

 

しかし、今の夫と出会えたことで少しずつこういった状態から変わっていけたんじゃないかな?と思ってます。

 

もちろん人間は同じなので、全てが変わったわけではないと思いますが、それでも初めてゆったりと平和に人を好きでいられているような感覚です。

 

もちろん喧嘩もするので平和じゃない時もたくさんあります。

 

だけど、平和って素敵(笑)

 

夫と出会えていなければ、私は絶対にまだまだ独身で、恋愛で彷徨っていたと思います。

 

自分はそんなに変わってないとすると、相手との相性なのでしょうか??

 

というわけで、夫は私にとって大切にしなければいけない存在だと思います。

 

逃せられません(笑)!!

 

 

前にも同じようなことをブログに書いたかも知れませんが、この本を読んで自分の昔の闇を思い出してしまったので、書かせて頂きました。

 

これからも穏やかに生きていけたらいいなぁ。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆