ずーっと読みたかった希林さんのこの本。
夫が先日、自分の本を買うついでに買ってきてくれました。
こういうさりげない優しさに弱く、久々にキュンとしました(笑)
そんな話は置いといて…
読んでみていいなと思ったところを。
〇老いてくると、若いころにできたことが少しずつできなくなってくるんですけど、それは人間なら当然のこと。「昔はよかった」と嘆くより「へぇ、こんなこともできなくなるんだ!」って、自分の変化を楽しんだ方が得ですよ。
こういうの肩の力が抜けていてすごく希林さんっぽいなと思います。
きっと希林さんはこの言葉通りに生きていたんだろうなぁと想像ですが妙に納得。
〇幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」。何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、そこに幸せがみつけられるような気がするんです。
うんうん、本当にそう生きていきたいなーとシンプルに思います。
幸せは誰かが与えてくれるものじゃない、自分で見つけていかなきゃ。
本当はもっとたくさんあるのですが、書ききれません(^^;
娘の也哉子さんが喪主代理の挨拶の時に母から言われたと言っていた言葉。
「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」
まさに希林さんはこの言葉を体現したのではないでしょうか。
そんな気がします。
自分がつまずいた時に思い出したい言葉です。
本の中には希林さんらしいおもしろい発言もとても多くて、読んでいるとクスっとしちゃいます。
テレビなどで見ていた希林さんのブラックユーモアっぽいおもしろさが大好きでした。
大事なものとそうでないものをしっかり見極めていて、ご自分のことをとても客観的にみることができる人だったんだろうなーと思います。
物に執着がなく、物をほとんど買わない生活をしていたというのもなんだか希林さんらしい。
自分は物欲だらけで、まだまだそんな人にはなれないけど、歳をとったらそんな風になっていたい。
内田裕也さんとの独特な夫婦関係のことも、本を読んでみると「なるほどな」と思えてきます。
絶対に絶対に無理だけど、希林さんみたいに歳を重ねていけたら素敵だなと思いました。
希林さんの生き方をみていると歳をとるのも悪くない、むしろ楽しみなことだなって思えてくるから不思議です。
やっぱり私の憧れの人です。
余談ですが、本の中にある内田家の家族写真が個性的で素敵すぎてカッコよすぎて、やばいです。
こんな家族素敵すぎるよ…。
最後までお読みいただきありがとうございました☆