昨日は休みだったので映画を観に行って来ました。
ずっと観たかったこちら。
これはかなり好き嫌いがあると思われる作品で、決して「わーい楽しい!」となるような内容ではない映画です。
ある地方の港町で、足が不自由な兄はある日仕事を失ってしまいます。
そんな中、自閉症の妹が町の男に体を許し、金銭を得ていることを知ります。
罪の意識を感じつつも、生活のために妹へ売春の斡旋を始めます。
そんな時、妹の心と体に変化が起き始める…。
というような内容です。
このあらすじだけで観たくないと感じる方が多いと思います。
私はこういうダークな映画が好きなのでずっと気になってました(^^;
観た感想は…
観終わった後、ずーーーーん。
心が重くなりました。
生活のためとはいえ、自閉症の妹に売春を斡旋するなんてもちろんとんでもない兄なわけですが、この映画の中の兄はどことなく憎めなくて。
やっている事とものすごく矛盾しているんだけど、兄は妹のことを心の底から大切にしているんだな、というのが物語の中から伝わってくる描写が多々あります。
そこだけが救いかな、と思いました。
もちろん本当に大事にしてたら売春なんて斡旋するかよ、とも思いますが、映画の中だとその矛盾も受け入れてしまうというか。
観終わった後なんともいえない気持ちになりました。
やっぱり映画館で観る映画は最高ですね。
映画を観に行く休日大好きです。
幸せだ。
気障な言い方ですが、心に栄養をあげられる気がします。
次に観たいのは角田光代さん原作の「愛がなんだ」。
原作が私の1番好きな小説なんです。
何回も読み直すほど好きで。
その映画化なのでこれは必ず観に行きたいです!!
楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました☆