33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

自分に合う主治医と出会えたら幸運。


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昨日の夜に放送されていたNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」

 

今回は乳腺外科医の方の特集ということで、興味深く見ました。

 

 

登場していたのは、女性の乳腺外科医の方。

 

笑顔がとても素敵で、語り口も明るくて和やかで患者の立場から見ると、とても話しやすそうな方だなという印象。

 

先生が大切にされているのは、「患者が納得する治療法を施すこと」

 

先生の過去の患者さんで「命がなくなってもいいから胸は残したい」という方がいたそうです。

 

その方は、本来なら全摘するのが望ましいグレードの方だったようです。

 

患者さんの意志はすごく固くて、先生は患者さんの意志を尊重して温存手術をされたとのことでした。

 

結果、数年後その方は残した胸から再発をしてしまったのですが、患者さんは「私の選択は間違っていなかった」と言っていたそうです。

 

その話がとても印象的でした。

 

患者がどうしたいかをちゃんと聞いてくれる先生というのは、とても安心感があると思います。

 

もちろん医学的な見解は必要ですが、こうしたいというのを最大限聞いてくれる、尊重してくれる先生というのはありがたいですよね。

 

 

この番組を見ていて、主治医との出会いって本当に大事だなぁと思いました。

 

ものすごく有名な先生じゃなくても、自分が本当に信頼できる先生に出会えたらそれでいい。

 

私も、こちらでお世話になっている先生も東京でお世話になった先生も、どちらもすごく話しやすくて相性は悪くないかなと思っています。

 

不満なことは全くありません。

 

 

ホームページで病院の情報は見れるけど、先生とは会って話してみないとどんな人かはわからない。

 

一般的に名医と言われている人だからって、必ずしも自分に合うとは限らない。

 

そう考えてみると、心許せる先生に出会えたことは本当にラッキーなことだと思います。

 

手術などでお世話になった東京の乳腺外科の先生は50代くらいの男性の先生で、いつも笑顔でのんびりとしていて、私がどうしたいかというのをゆっくり聞いてくれる感じの先生です。

 

形成外科の先生は最初「不愛想な先生だなー」と心配になったけど診察を重ねていくうちに、優しさが垣間見えて安心しました。

 

無駄なことは一切ない先生っていうイメージです。

 

ツンデレな先生だなと、私は密かに心の中で思っています(笑)

 

 

1度、治療法に迷ってセカンドオピニオンを受けに某病院へ行ったことがあるのですが、その時お話しした先生が自分とは合わな過ぎてびっくりした経験があります。

 

セカンドオピニオンなので、たかが30分くらい話しただけだったのですが、自分のこうしたいという希望をことごとく全否定されて、こうするしかないですというように一方的に話をされて困ってしまったのです。

 

意見を聞きにいったわけではありますが、なにもそんなに否定しなくても・・・と、とても悲しい気持ちになりました。

 

女性の先生だったのですが、口調もすごくきつくて打たれ弱い自分はノックアウトされました・・・

 

 

ただでさえ、どうしよう・・・と混乱している時だったので余計に悲しかったのです。

 

 

 

病気になった時点で誰しもが不安度MAXだと思うので、信頼できる主治医との出会いは希望や安心感につながるかな、と思います。

 

再放送もあるみたいなので、興味ある方はぜひ見てみてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます☆