33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

目を背けたくなるような映画かもしれません。


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今日のお昼はパンを食べました。

 

 「どんぐり」というパン屋さん。

 

地元民の方はご存知と思います。

 

おいしくていろんな種類があって、安くて大好きです。

 

毎回違うものを買うのですが、どれも全部おいしいからすごいなと思います。

 

今日選んだのはエビグラタンパン、シナモンなんとか、チーズタルトです。

 

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シナモンのパンは美味しかったのですが、ボリュームがありすぎてタルトまでたどり

 

つけず・・・

 

小腹がすいたら食べることにします。

 

パンは本当においしい。

 

 

 

こんなのん気な話の後にする話ではないのですが、最近見た映画の話をしたいです。

 

子宮に沈める」という映画。

 

タイトルからしてショッキングです。

 

大阪府で起きた「大阪二児餓死事件」を元にした映画です。

 

 

お父さん、お母さん、3歳くらいの娘、1歳くらいの息子の4人暮らしの幸せな家族。

 

子どものために凝った料理やお弁当を作るようなとても素敵なお母さんでした。

 

しかし、だんだん夫が帰って来なくなり離婚してしまいます。

 

離婚後、仕事を始めますが子育てとの両立は難しく夜の仕事を始めることに

 

なります。

 

夜の仕事を始めると恋人を家に連れ込んだり、家に帰る時間も遅くなっていったり

 

そして次第に子育てがどんどんおろそかになっていってしまいます。

 

最後は子供を置いて少しの食べ物だけを残して長期間家をあけるようになって

 

しまいます。

 

 

 

このタイトルからして観るのがとても怖かったのですが、大阪での事件をモチーフに

 

して作られていると知って観てみたいなと思いました。

 

この事件、当時ニュースでものすごく取り上げられていて、なんてひどい母親なんだ

 

ってものすごく怒りが湧いたのを覚えています。

 

ニュースでも、もちろんみんな怒っていました。

 

でも、どうしてお母さんは可愛いはずの子供たちにこんなひどいことをするように

 

なってしまったんだろう、という疑問もあったので観てみたのです。

 

ノンフィクションではないのであの事件のことを知れるわけではないのですが・・・

 

 

観てみて思ったのは、母親の孤独を誰かわかってあげられていればなって。

 

もちろんこんなことをした母親は罰せられて仕方ないと思います。

 

でも、ただみんなで最低だって言って終わっていいものなのかなと感じました。

 

 

 

私に子供はいないので偉そうなことは言えないのですが、友達でも彼氏でも親でも

 

役所の人でも誰か彼女と密にコミュニケーションをとれる人が1人でもいたら最悪の

 

結末を迎える前に何か出来ることがあったんじゃないかなと思いました。

 

実際の事件ではその辺がどうだったかはわからないのですが、映画を見ていると

 

彼女はものすごく孤独だったんじゃないかなと思ったんです。

 

孤独だから仕方なかったね、とはもちろんならないのですが。

 

 

 

目を背けたかった。

 

現実を見たくなかった。

 

それで育児放棄に至ってしまったのかな、と。

 

 

 

 

子役の子の演技がリアルだったので、見ていてものすごく胸が痛みました。

 

どんなにひどい母親だったとしても子供は親を頼るしかないんだよね、って改めて

 

感じました。

 

 

お子さんがいる方は、特に観ていて胸が痛むと思います。

 

目を背けたくなるような映画ではありますが、私自身は見れてよかったと思って

 

います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆