少女を友達と一緒に殺してしまうという少年犯罪を犯し過去に悪魔の子と呼ばれた主人公が刑務所から出て、仕事や恋をしていくがあることから過去がバレてしまい追い詰められていく、というような内容です。
主人公が根っからの悪人ではなくていい人なので良い友達も良い恋人もできるわけですが、やはり過去の犯罪がバレてしまうとみんな一気に離れていってしまうのが切なかった。
けどもし自分がその友達だったら、恋人だったら本当に今までと変わらずに付き合っていけるの?と考えると全く自信はないかもしれません。
これが現実なのかな。
過去にやったことなのだけど、殺人となるとそう簡単には割り切れない。
やっぱり怖いという気持ちはあるし。
だけどこの映画の主人公があまりにも良い人過ぎるので、友達や恋人が離れていってしまうのがすごく切なくて悲しくて胸が痛くなりました。
青春を取り戻すように友達と遊んだり恋人と過ごしたりするのがなんだか見ていて心が温かくなりずーっとバレなきゃいいなと思っていたがそううまくはいかないのね。
自分も含めて世間の非情さが嫌になりました。
最後がもう…つらすぎる…。
ハッピーエンドが良かったなー。