33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

ETV特集 「Love 1948-2018 多様な性をめぐる戦後史~」を見て。


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多様なセクシャリティーの人たちが今に至るまでどのようにして歩んできたのかみたいな内容のドキュメンタリー番組です。

多くはゲイの方の話が多かったと思います。
まず最初に紹介されていたタックさんというゲイの男性の話。
1980年代に自らがゲイであることをカミングアウトした上でラジオパーソナリティーとして番組をやっていたと聞いてものすごい勇気のある人だなと思いました。


番組を見てると昔は同性愛者は精神病患者とみなされていたらしい。
ひどすぎる。
だけど周りと違うということは排除につながりやすい。
同性愛者だけじゃなく。
それは今も同じかもしれません。

今はテレビに同性愛者が出ていたりこんな風にテレビで特集したりするから知識があるから昔とは違うと思う。
でも昔は知識も前例も多くの人は知らないわけでそんな中で同性愛者の人が現れたら受け入れられないのは当然のことかもしれません。

だからタックさんの勇気とカミングアウトした強さといったらすごいの一言です。
こういう人の存在がどれだけの人を救ったのか。

同じように薔薇族とかいわゆるゲイ雑誌もきっとたくさんの人を孤独から救ったんだろうなと想像しました。
自分だけがこんな想いを抱えてるんだと思っていた人達に仲間がいると思わせてくれることはどんなに安心することか。
想像だけだけど自分だったら救われるんじゃないかなと思います。
薔薇族、名前だけは知っていたけど詳しくは初めて知りました。
画期的な雑誌。

親や友達に同性愛者であることが知られて自殺するとか、そんな悲しいことなくなって欲しいと思います。

私は同性愛者ではないですが人を好きになるっていう気持ちは同じだと思ってます。
だから隠さないといけないとか辛すぎるし理不尽です。

タックさんの話で「恋人とスーパーマーケットで一緒に買い物したり一緒に暮らしたりとにかく普通の生活がほしい。これが一番ほしいものだ」と言っていたのが印象的でした。
タックさんの恋は悲しい結末になってしまってそれがとても切なかったな。


私の周りにも同性愛者の方がいていろんな人がいるけど優しい人が多い印象があります。
この番組見てもタックさんをはじめ優しそうな人が多い。

だからかな。
なんか陰ながら応援してしまうんです。

余談ですがブルボンヌさんの素顔初めて見た!!
見せてくれるのね。