倦怠期の同棲中カップルに彼女(田畑智子)の妹(真野恵令奈)が夏休みということで1ヶ月転がりこんでくる。
彼氏役は高岡蒼甫。
この転がりこんできた妹が15歳なんだけど、キャミソールにショートパンツとか露出の高い格好で部屋をウロウロしたりとなんか色気がすごいんです。
その色気に彼氏が徐々に惹かれていってしまいます。
15歳に惹かれちゃ色々ダメだろうと思うのですが、この妹も小悪魔的で魅力的でずるいのです。
見ていると仕方ないかも…なんて思えてくるくらい可愛いんです。
絶対男の人ってこういう子に弱そう!!って感じです。
彼氏と彼女は別れることになってしまうんですが、彼女は別れたくなくてストーカーみたいになってしまいます。
この彼女のストーカーぶりが突き抜けていてなかなかすごいです。
そして彼氏も妹ちゃんに対してストーカーみたいになっていく、というような話の展開です。
最初は人を好きになっただけの純粋な気持ちだったのが、相手とうまくいかなくなったりすると気持ちを押し付けちゃったり、自分の気持ちコントロールできなくなっちゃうんですよね…
わかるわー。
なんか別れ話のシーンの彼女が自分の20歳くらいの頃と重なってみえて、私ってこんなにダメな人だったんだ!ってこれ見てたら気づけました(笑)
その当時の彼氏、ごめんなさいと伝えたいくらいです。
ストーカーは許されないことなんだけど気づかないうちにストーカーになっていくこともあるんだな、とこの映画を見ていると思えてきます。
本当に人を好きになると、相手が嫌がったからあきらめて身を引く、なんて綺麗なお行儀のいいことなんてできない気がする。
第三者が見ていたら「もう相手が嫌がってるんだからあきらめなさいよ。みっともない」って思うけど当人はそう簡単には割り切れないよな。
うーん、恋愛って難しいと思いました。
自分が好きな人からは悲しいかな、なかなか好かれなかったりするんだよね…。
重い女だなって自分で自覚がある方。
この映画見ると重い自分を客観的にみれて冷静になれるかもしれません。
おすすめです。