33歳で乳がんになっちゃった私の平凡な日常

乳がん患者家族から乳がん患者になってしまった33歳の私の平凡な日常をつづった日記です。

読書メモ。


人気ブログランキング

スポンサーリンク

「しない生活」

  小池龍之介

 

●すぐにメールの返信がなくてもイライラしない

 

私は労力を払って連絡したのだから、相手はその労力をいたわって返事を返すべきだ。でなければ、私だけが一方的に労を払うことになり不公平である、といった思考からイライラに陥る。ものごとは公平に、釣り合いが取れてなきゃ気が済まない、という強迫観念がつきまとっている。

自分が「これが当然なのに」と思い込んでいることは、単に脳が天秤の不協和にイライラしているだけだと、ハッときづくこと。

「返事はくれるのが公平だという正義の妄想を離れれば、ゆったり気長に「待つ能力」が育つ。待つ力は自分を優美にしてくれるうえに相手もせかされず考えられるので、互いのためになる。

 

●自分の優先順位が低いことに腹を立てるのは恥ずかしい 

 

●優しくされた相手に攻撃心を持ち続けることはできない

 

●認めてほしい気持ちが強すぎるからスムーズに話せない

 

●「あなたが優しくしてくれないなら私も」の争いは不毛

 

以上は読んで、なるほどーと思った項目。

特に自分に参考になりそうなものを抜粋。

1番最初のメールの件は頻繁に思ってしまうので興味深く読んだ。

待つ力…身につけたいけど昔から待つのがものすごく苦手。

昔よりは待てるようになったけど…。

10代、20代の時は特に恋愛において待つというのができなかった。

それで相手に負担になって振られてしまったり。

自分がめちゃくちゃに疲れたり。

メールの返事がこないとか別れ話で考える時間を与えてあげられなかったり。

今考えると自己中極まりなくてフラれて当然だなと思う。

自分がものすごく好きな人にはそうなっちゃってた。

いわゆる黒歴史というもの。

待つことの大切さ、学びました。

 

 

あとはそれぞれ、読んでなるほどね、と思った項目。

あなたが優しくしてくれないから私も、っていうのは親しい友達や旦那さんとの間に起こりやすいと思った。

自分ばかりが誘ってる、とか連絡してるっていうのが続くとなんか寂しくなったりする。

だから、たまには向こうから連絡して欲しいなとか勝手に思ってみたり。

きっと相手はなーんにも思ってないんだろうけど。

これを繰り返すと確かに関係はどんどん最悪になっていく。

うん、確かに。

怒ったりイライラしたりした時には自分が何故こんな気持ちになってるかを考えて冷静になる。

こうなるには訓練が必要だな。

108個、煩悩をなくすための項目があって自分が迷ったり悩んだりイライラしたりと心が乱れたときに読みたい本。

 たぶんどんな人にも絶対何個か当てはまる、興味ある項目があるはず。

人間関係とかで迷ったときに読みたい。

 

 

以上、ほぼ自分のためのメモ…。